Column
春のだるさ。ビタミン・ミネラルと体の関係
こんにちは。春日後楽園しのぶクリニックです。4月に入り、新しい職場や環境に慣れようと忙しい日々を過ごされている方も多いのではないでしょうか。「なんとなくだるい」「疲れが抜けない」「食欲がわかない」、そんな春特有の体の不調を感じていませんか?
実は、この「なんとなくの春のだるさ」には、環境の変化や自律神経の乱れに加えて、栄養バランスの影響も関係していることがあります。今回は、見逃しがちなビタミン・ミネラル不足と、体への影響についてお伝えします。
春に栄養不足が起こりやすい理由
年度の変わり目は、外食やコンビニ食が増えたり、食事が不規則になったりしがちな時期です。また、30〜50代はこれといった自覚症状がないまま、慢性的な栄養不足の状態になっていることが少なくありません。
不足しやすい栄養素と体への影響
- ビタミンB群:エネルギーをつくり出す働きに関わる栄養素です。不足すると、疲労感・集中力の低下・口内炎などが起こりやすくなると言われています。豚肉・納豆・卵・玄米などに多く含まれます。
- 鉄分:全身に酸素を運ぶ役割を担っています。不足すると貧血状態になりやすく、めまい・息切れ・頭痛・倦怠感といった症状が現れることがあります。特に女性に不足しがちです。ほうれん草・ひじき・赤身肉などが代表的な食材です。
- マグネシウム:筋肉や神経の働きを支え、睡眠の質にも関係すると言われています。不足すると筋肉がけいれんしたり、睡眠の質が下がったりすることがあります。アーモンド・海藻・大豆製品などに多く含まれます。
- ビタミンD:免疫機能の維持や気分の調整に関係するとされています。日光を浴びる機会が少ない生活スタイルの方は不足しやすい傾向があります。
食生活で意識したいこと
毎食「主食・主菜・副菜」の3つをそろえることを基本に、意識的に野菜・たんぱく質・発酵食品を取り入れてみましょう。忙しい日が続くときでも、コンビニで選ぶ食材を少し工夫するだけで、栄養バランスを改善できます。また、食事の時間が不規則になりやすい方は、朝食だけでも習慣にすることが体のリズムを整えるうえで助けになります。
症状が続くときは、内科へのご相談を
「疲れているだけだから」と放置してしまいがちですが、倦怠感や息切れ・めまいが続く場合は、鉄欠乏性貧血や甲状腺機能の異常、血糖値の変化など、内科的な原因が隠れていることがあります。血液検査で確認できることもありますので、症状が長く続く場合はお気軽にご相談ください。
春日後楽園しのぶクリニックは、春日駅・後楽園駅からすぐの場所で、皆さまの日常的な健康のご相談をお受けしています。