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尿失禁(尿もれ)

Disease / Urology

尿失禁(尿もれ)

咳やくしゃみでもれてしまう、急に強い尿意がきて間に合わない——尿もれは多くの方が経験する、めずらしくないお悩みです。恥ずかしさから相談をためらいがちですが、タイプに応じた対処で改善が期待できます。当院は泌尿器科専門医が、原因を見きわめ、体操やお薬など負担の少ない方法からご提案します。一人で悩まず、ご相談ください。

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目次

公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24

こんな症状はありませんか

力が入るともれる

咳・くしゃみ・笑ったとき、重い物を持ったときにもれる。

急にもれそうになる

強い尿意が急にきて、トイレまで間に合わないことがある。

両方あてはまる

力んだときも、急な尿意のときももれることがある。

外出や睡眠に影響

もれが心配で出かけにくい、夜間のトイレで困っている。

尿失禁とは

尿失禁は、自分の意思とは関係なく尿がもれてしまう状態です。主に次のタイプがあります。おなかに力が入ったときにもれる腹圧性尿失禁(出産や加齢で骨盤底の筋肉がゆるむことが関係し、女性に多い)、急な強い尿意でもれる切迫性尿失禁過活動膀胱に伴うことが多い)、両方が混じる混合性尿失禁などです。タイプによって効果的な対処が異なるため、まず見きわめることが大切です。

主な原因・なりやすい方

  • 出産・加齢による骨盤底筋のゆるみ(腹圧性・女性に多い)
  • 加齢や膀胱の過敏(切迫性・過活動膀胱)
  • 肥満・便秘・慢性的な咳などで腹圧がかかりやすい
  • 男性では前立腺の病気や手術後に起こることがある

検査・診断

問診で、どんなときにもれるか・回数・生活への影響をうかがい、タイプを見きわめます。必要に応じて排尿の状況を記録していただく排尿日誌や、尿検査で感染の有無を確認します。あわせて超音波(エコー)検査で残尿の量などを調べることがあります。

治療

まずは負担の少ない方法から始めます。腹圧性では、骨盤底の筋肉を鍛える骨盤底筋トレーニングや、減量・便秘の改善などの生活習慣の見直しが基本です。切迫性では、膀胱の過敏をやわらげるお薬や、トイレの間隔を少しずつのばす訓練を行います。これらで十分に改善しない場合は、専門的な治療を検討し、必要に応じて連携先をご紹介します。

受診の目安

次のような場合は、一度ご相談ください。

  • 尿もれが気になって外出や睡眠に支障が出ている
  • もれの量や回数が増えてきた
  • 血尿・排尿時の痛み・発熱を伴う
  • 急に尿が出せなくなった、残尿感が強い

よくあるご質問

年齢のせいだから仕方ないのでは?

加齢は関係しますが、「仕方ない」とあきらめる必要はありません。体操やお薬で改善する方は多くいらっしゃいます。まずはタイプを確かめることが第一歩です。

手術が必要になりますか?

多くの方は、体操やお薬などの負担の少ない方法で対応できます。手術が検討されるのは、これらで十分に改善しない腹圧性の場合などです。状態に合わせてご説明します。

過活動膀胱と何が違うのですか?

過活動膀胱は「急に強い尿意がくる」状態で、これに伴うもれが切迫性尿失禁です。力んだときにもれる腹圧性とは対処が異なるため、あわせて確認します。

関連リンク

ご予約・お問い合わせ

尿もれは、我慢せず一度ご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。

監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍(日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医) / 参照:女性下部尿路症状・過活動膀胱に関する診療ガイドラインほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。

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監修

春日後楽園しのぶクリニック 院長。泌尿器科・内科・循環器内科を担当。医学博士。日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医、日本医師会認定産業医。北海道大学医学部卒業。