Disease / Internal Medicine
高尿酸血症・痛風
足の親指のつけ根が突然赤く腫れて激しく痛む、健康診断で尿酸値が高いと言われた——これらは高尿酸血症・痛風のサインかもしれません。尿酸が高い状態が続くと、関節に結晶がたまって激しい痛みの発作(痛風発作)を起こし、放置すると腎臓の障害や結石にもつながります。当院では尿酸値の管理から発作の対応、再発予防までご相談します。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
足の親指つけ根の激しい痛み
突然、赤く腫れて歩けないほど痛む(痛風発作)。
健診で尿酸値が高い
症状はないが、尿酸値の高さを指摘された。
発作を繰り返す
足首・膝などの関節に痛みの発作を繰り返す。
生活習慣が気になる
飲酒(特にビール)・肉や魚卵の多い食事・肥満が気になる。
高尿酸血症・痛風とは
高尿酸血症は、血液中の尿酸が高くなった状態です。この状態が続くと、尿酸が結晶となって関節にたまり、ある日突然、激しい関節の痛みと腫れ(痛風発作)を起こします。多くは足の親指のつけ根に起こりますが、足首や膝などにも生じます。発作は数日でおさまることが多いものの、尿酸が高いまま放置すると発作を繰り返し、腎臓の障害や尿路結石の原因にもなります。発作のない時期からの管理が大切です。
主な原因・なりやすい方
- プリン体の多い食事(レバー・魚卵・一部の魚介など)のとりすぎ
- 飲酒(特にビール)、水分不足
- 肥満・メタボリックシンドローム、運動不足
- 体質・遺伝。男性に多くみられます
検査・診断
血液検査で尿酸値を確認します。発作のある場合は関節の状態を診察し、必要に応じてほかの関節の病気との区別を行います。あわせて、腎臓の働きや結石の有無、ほかの生活習慣病の有無も確認します。
治療
痛風発作が起きているときは、まず痛みと炎症を抑える治療を行います。発作がおさまった後は、尿酸を下げるお薬と、生活習慣の見直し(プリン体・アルコールを控える、十分な水分、減量、運動)で、尿酸値を適切に保ち再発を防ぎます。発作中に尿酸を下げる薬を急に始めたり中止したりすると、かえって発作が悪化することがあるため、開始のタイミングは医師と相談しながら進めます。
受診の目安
次のような場合は、ご相談ください。
- 関節が突然赤く腫れて激しく痛む
- 健診で尿酸値の高さを指摘された(症状がなくても)
- 発作を繰り返している
- 痛風のほか、高血圧・糖尿病・脂質異常症などもある
よくあるご質問
ビールを控えれば大丈夫ですか?
ビールはプリン体が多く注意が必要ですが、アルコール全体や食事内容、肥満なども関わります。お酒の種類だけでなく、全体のバランスを見直すことが大切です。
尿酸値が高いだけで症状がなくても治療しますか?
症状がない場合でも、値の高さやほかの病気の有無によっては治療を検討します。まずは生活の見直しから始めることが多いので、ご相談ください。
発作中に痛み止めを飲んでよいですか?
発作時には炎症を抑える治療を行います。一方で、尿酸を下げる薬は発作中に新たに始めない方がよいとされています。自己判断せず、受診して適切な対応をとりましょう。
関連リンク
内科
→かぜ・生活習慣病・アレルギーなど、内科一般を幅広く診療します。
生活習慣病
→高血圧・糖尿病・脂質異常症などをまとめて管理します。
尿路結石症
→尿酸は結石の原因にもなります。あわせてご確認ください。
ご予約・お問い合わせ
関節の急な痛みや、健診の尿酸値が気になる方はご相談ください。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。