Disease / Urology
尿路結石症
突然の激しい背中やわき腹の痛み、血尿——尿路結石かもしれません。腎臓から尿の出口までの通り道に石ができる病気で、石が動くと強い痛みを起こすことがあります。一度かかると再発しやすいのも特徴です。当院では検査で石の有無を確認し、痛みへの対応や石を出す方針、そして再発予防までご相談します。突然の強い痛みは、無理せず早めにご相談ください。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
背中・わき腹の激しい痛み
片側の腰や背中、下腹部に突然強い痛みが起こる。
血尿
尿に血が混じる、赤っぽい・茶色っぽい尿が出る。
吐き気・冷や汗
痛みに伴って吐き気や冷や汗が出ることがある。
頻尿・残尿感
膀胱の近くに石があると、頻尿や残尿感が出ることも。
尿路結石症とは
尿路結石は、尿に含まれる成分が固まって石(結石)となり、腎臓・尿管・膀胱・尿道といった尿の通り道にとどまる病気です。小さな石は尿とともに自然に出ることもありますが、石が尿管に詰まると、わき腹から背中にかけての激しい痛み(疝痛発作)を起こします。男性にやや多く、働き盛りの年代にもよくみられます。一度経験すると再発しやすいため、治療だけでなく、再発を防ぐ生活の工夫も大切です。
主な原因・なりやすい方
水分不足や食生活、体質などが関係します。次のような要因で起こりやすくなります。
- 水分不足、汗を多くかく季節・環境
- 塩分・動物性たんぱく・シュウ酸(ほうれん草等)のとりすぎ
- 肥満・メタボリックシンドローム、生活習慣病
- 体質、過去に尿路結石になったことがある
検査・診断
問診で痛みの様子をうかがい、尿検査で血尿や結晶の有無を確認します。あわせて超音波(エコー)検査で、腎臓のはれや石の有無を調べます。石の正確な位置や大きさを確認するために、レントゲンやCTなどの画像検査が必要になることがあり、その場合は連携先をご案内することがあります。
治療
石が小さい場合は、水分を多めにとって尿といっしょに石が出るのを待ちながら、痛みを抑える治療を行います。石が大きい、詰まって尿の流れが妨げられている、感染や発熱を伴うといった場合は、体の外から衝撃波で石を砕く治療や内視鏡による治療など、専門的な治療が必要になり、連携先の医療機関をご紹介します。再発しやすい病気のため、水分のとり方や食事の工夫など再発予防もあわせてご案内します。
受診の目安
次のような場合は、お早めに(強い痛みや発熱を伴う場合はできるだけ早く)ご相談ください。
- 背中・わき腹・下腹部の強い痛みがある
- 痛みに発熱を伴う——感染を起こしている可能性があり、早めの対応が必要です
- 血尿がある
- 尿が出ない、吐き気で水分がとれない
よくあるご質問
石は自然に出ますか?
小さな石であれば、水分を多めにとることで尿とともに自然に出ることが多くあります。大きい場合や詰まっている場合は、専門的な治療が必要になります。
再発しますか?
尿路結石は再発しやすい病気です。だからこそ、水分のとり方や食事など、再発を防ぐための工夫が大切になります。具体的な方法は診察時にご案内します。
水をたくさん飲むとよいのですか?
はい。十分な水分をとって尿量を保つことは、石の予防に役立つとされています。持病で水分制限がある方は、主治医の指示を優先してください。
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ご予約・お問い合わせ
突然の強い痛みや血尿は、早めのご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍(日本泌尿器科学会 泌尿器科専門医) / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。