Disease / Internal Medicine
帯状疱疹
体の片側にピリピリ・チクチクした痛みがあり、数日して赤い発疹や水ぶくれが帯のように出てきた——それは帯状疱疹かもしれません。子どもの頃の水ぼうそうのウイルスが、加齢や疲れで免疫が下がったときに再び活動して起こります。早めに抗ウイルス薬で治療することが、つらい痛みを長引かせないために大切です。当院は内科として診療します。予防のワクチンについてもご相談ください。
公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
体の片側の痛み
ピリピリ・チクチク・ズキズキした痛みが片側に出る。
帯状の赤い発疹・水ぶくれ
痛みのあと、赤い発疹や水ぶくれが帯のように現れる。
疲れ・ストレスの後に
体調を崩したあと、免疫が下がったときに出やすい。
顔・目のまわりの症状
顔や目の周囲に出た場合は早めの受診が必要です。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、子どもの頃にかかった水ぼうそう(水痘)のウイルスが神経に潜んでいて、加齢・疲労・ストレスなどで免疫が下がったときに再び活動して起こる病気です。多くは体の片側に、神経の走行に沿って帯状に、痛みと発疹・水ぶくれが現れます。とくに50歳以降に増えます。治ったあとも痛みが続く帯状疱疹後神経痛を防ぐために、早めの治療が重要です。
主な原因・なりやすい方
- 加齢(とくに50歳以降)・免疫力の低下
- 疲労・ストレス・睡眠不足
- ほかの病気や治療で免疫が下がっているとき
検査・診断
多くは、痛みと片側に出る特徴的な発疹から診断できます。発疹が出る前で痛みだけの時期は分かりにくいこともありますが、経過とあわせて判断します。顔や目の周囲、症状が重い場合などは、より専門的な対応が必要になることがあり、その際は連携先をご案内します。
治療
治療の中心は抗ウイルス薬です。できるだけ早く(発疹が出てから数日以内に)始めることで、症状や合併症を抑える効果が期待できます。あわせて痛みに対する薬を使い、安静・休養をとります。痛みが強い場合や長引く場合は、痛みの治療を続けます。「ただの発疹」と様子を見ず、早めに受診することが大切です。
予防(ワクチン)
帯状疱疹はワクチンで予防・重症化の抑制が期待できます。とくに50歳以降の方で検討されます。接種の対象・種類・費用などは健康診断・予防接種のページとあわせてご案内します。
受診の目安
次のような場合は、早めにご相談ください。
- 体の片側に痛みを伴う発疹・水ぶくれが出た
- 顔・目のまわりに症状が出た——早めの受診が必要です
- 痛みが強い、発疹が広がってきた
- 治ったあとも痛みが続く
よくあるご質問
人にうつりますか?
帯状疱疹そのものがうつるのではありませんが、水ぼうそうにかかったことのない人(乳幼児など)に水ぼうそうとしてうつることがあります。発疹がある間は接触に注意しましょう。
なぜ早い受診が大切なのですか?
抗ウイルス薬は早く始めるほど効果が期待でき、治ったあとに痛みが残る帯状疱疹後神経痛を防ぐことにもつながるためです。
ワクチンは受けたほうがよいですか?
とくに50歳以降の方では、発症や重症化の予防が期待できます。対象や種類は状況により異なりますので、診察時にご相談ください。
関連リンク
ご予約・お問い合わせ
痛みを伴う発疹に気づいたら、早めのご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 参照:帯状疱疹・予防接種に関する指針ほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。