Disease / Internal Medicine
逆流性食道炎
胸やけがする、酸っぱいものが上がってくる、のどの違和感や長引く咳——こうした症状は、胃酸が食道に逆流して炎症を起こす逆流性食道炎かもしれません。生活の見直しと胃酸を抑えるお薬で、多くは改善します。当院は内科として、症状の確認と治療、注意が必要なサインの見きわめを行います。繰り返す胸やけやのどの不調は、我慢せずご相談ください。
公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
胸やけ
みぞおちから胸にかけて焼けるような感じがする。
酸っぱいものが上がる
酸っぱい・苦い胃の内容物が口まで上がってくる(呑酸)。
のどの違和感・長引く咳
のどのつかえ・違和感、原因のはっきりしない咳や声がれ。
食後や横になると悪化
食後や就寝時、前かがみで症状が強くなる。
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎は、胃の内容物や胃酸が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症が起こる病気です。胸やけや呑酸が代表的ですが、のどの違和感・長引く咳・声がれなど、一見それと分かりにくい症状で現れることもあります。命に関わる病気ではありませんが、症状が続くと生活の質を下げます。食生活・肥満・加齢などが関わり、生活の見直しとお薬で多くが改善します。
主な原因・なりやすい方
- 食べ過ぎ・脂っこい食事・食後すぐ横になる習慣
- 肥満・おなかの圧迫、加齢による逆流防止機能の低下
- 飲酒・喫煙・カフェイン、ストレス
検査・診断
多くは特徴的な症状から診断し、胃酸を抑える治療の効果もあわせて確認します。症状が長引く場合や、飲み込みにくさ・体重減少・黒い便などの注意すべきサインがある場合には、食道・胃の状態を直接調べる内視鏡(胃カメラ)検査が望ましく、その際は連携先をご案内します。
治療
治療の柱は、胃酸を抑えるお薬と生活習慣の見直しです。食べ過ぎや脂っこい食事を控える、食後すぐ横にならない、就寝時に上半身を少し高くする、適正体重・禁煙・節酒などが効果的です。多くはお薬でよくなりますが、症状を繰り返すこともあるため、生活の工夫とあわせて経過をみながら管理します。
受診の目安
次のような場合は、ご相談ください。
- 胸やけ・呑酸・のどの違和感が続く、繰り返す
- 市販薬で十分に改善しない
- 飲み込みにくい・体重が減る・黒い便が出る——早めの受診・検査が必要です
- 原因のはっきりしない咳・声がれが続く
よくあるご質問
胃カメラは必ず必要ですか?
症状が典型的で軽い場合は、まず治療を試すこともあります。ただし長引く場合や注意すべきサインがある場合は、内視鏡での確認がすすめられます。
薬はずっと飲むのですか?
症状に応じて調整します。生活の見直しで落ち着けば減らせることもあれば、続けたほうがよいこともあります。状態をみながらご提案します。
のどの違和感や咳も関係ありますか?
あります。胃酸の逆流が、のどの違和感・長引く咳・声がれとして現れることがあります。原因がはっきりしない場合はご相談ください。
関連リンク
ご予約・お問い合わせ
繰り返す胸やけ・のどの不調は、ご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 参照:胃食道逆流症(GERD)診療ガイドラインほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。