Disease / Internal Medicine
花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)
毎年決まった季節に、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・目のかゆみが出る場合は、花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の可能性があります。スギ・ヒノキをはじめ原因となる花粉は季節ごとに異なります。当院では、症状やつらさに合わせてお薬を選び、日常生活への影響をできるだけ抑える治療をご提案します。市販薬で十分に抑えられない、毎年つらいという方はご相談ください。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
くしゃみ・鼻みず
くしゃみが立て続けに出る、水のような鼻みずが止まらない。
鼻づまり
鼻が詰まって息がしづらい、においを感じにくい、口呼吸になる。
目のかゆみ・充血
目がかゆい、涙が出る、白目が赤く充血する。
のど・肌・耳のかゆみ
のどや耳の奥がかゆい、肌がムズムズする、頭が重い。
花粉症とは
花粉症は、空気中に飛ぶ花粉に体が過剰に反応して起こるアレルギーの一種です。花粉が鼻や目の粘膜に付くと、体がそれを「異物」とみなしてヒスタミンなどの物質を出し、くしゃみ・鼻みず・鼻づまり・目のかゆみといった症状を引き起こします。毎年同じ季節に症状が出るのが特徴で、風邪と違って発熱はあまりなく、さらさらした鼻みずが長く続きます。症状の程度には個人差があり、年によっても飛散量で変わります。
主な原因と季節
原因となる花粉は季節ごとに異なります。代表的なものは次のとおりです(地域・年により前後します)。
- スギ:おおむね2月〜4月。花粉症の中で最も多い原因です。
- ヒノキ:おおむね3月〜5月。スギに続いて飛びます。
- イネ科(カモガヤ等):おおむね5月〜7月。
- ブタクサ・ヨモギ:おおむね8月〜10月の秋の花粉。
検査・診断
多くは、症状の出る時期や経過、生活環境などの問診で診断できます。原因となる花粉やそのほかのアレルギー(ダニ・ハウスダスト等)を詳しく調べたい場合は、血液によるアレルギー検査で反応するアレルゲンを確認することができます。何に反応しているかが分かると、対策や治療方針を立てやすくなります。検査をご希望の方はご相談ください。
治療
症状のつらさや生活への影響に合わせて、お薬を選びます。中心となるのは、アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬(内服)です。鼻づまりが強い場合はステロイド点鼻薬、目の症状には点眼薬を組み合わせます。眠気の出にくいタイプの薬もありますので、お仕事や運転への影響が気になる方はご相談ください。
初期療法:花粉が飛び始める少し前から薬を使い始めると、シーズン中の症状を軽くしやすいことが知られています。毎年つらい方は、シーズン前の早めの受診がおすすめです。
また、毎年症状を繰り返す方に対しては、原因物質を少量ずつ体に取り入れて体質からの改善を目指す舌下免疫療法という治療法もあります。
受診の目安・セルフケア
次のような場合は、お早めにご相談ください。
- 市販薬を使っても症状が十分に抑えられない
- 鼻づまりで眠れない、集中できないなど生活に支障がある
- 毎年同じ季節につらい症状を繰り返している
- 目の充血・かゆみが強い、ぜんそく症状を伴う
セルフケアとしては、外出時のマスク・メガネ、帰宅時に衣服や髪の花粉を払う、室内に花粉を持ち込まない、こまめな換気・掃除などが役立ちます。
よくあるご質問
市販薬と病院の薬は違いますか?
成分が共通する薬もありますが、医療機関では症状やライフスタイルに合わせて種類・組み合わせを調整できます。点鼻・点眼を併用したり、眠気の出にくい薬を選んだりと、つらさに応じた処方が可能です。市販薬で抑えきれない場合はご相談ください。
薬はいつから飲み始めるとよいですか?
花粉が飛び始める少し前(症状が出る前)から始める「初期療法」が効果的とされています。スギ花粉であれば、例年つらい方は飛散開始の前にご来院いただくと、シーズン中を楽に過ごしやすくなります。
眠くなりにくい薬はありますか?
はい、眠気の出にくいタイプの抗ヒスタミン薬があります。お仕事や運転への影響が気になる方は、その旨をお伝えください。生活に合わせてお選びします。
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ご予約・お問い合わせ
毎年の花粉症は、早めの対策で楽になります。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。