Disease / Internal Medicine
高血圧
健康診断で「血圧が高い」と言われた、家庭で測ると数値が高い——高血圧は自覚症状が乏しいまま進み、知らないうちに動脈硬化を進めて心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める「サイレントキラー」です。だからこそ、早めに気づいて管理することが大切です。当院では生活の見直しと、必要に応じたお薬で、血圧を整え合併症を防ぐお手伝いをします。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな方は受診をおすすめします
健診で血圧が高いと言われた
健康診断や人間ドックで血圧の高さを指摘された。
家庭血圧が高い
家庭で測ると上が135/下が85を超えることが多い。
頭重感・めまい・動悸
頭が重い、めまいや動悸を感じることがある。
生活習慣が気になる
塩分の多い食事・肥満・運動不足・飲酒・喫煙が気になる。
高血圧とは
高血圧は、血管にかかる圧力(血圧)が慢性的に高い状態です。多くは自覚症状がないため気づきにくいのですが、高い血圧が続くと血管の壁が傷つき、動脈硬化が進みます。その結果、心筋梗塞・狭心症・脳卒中・腎臓の障害など、命や生活に関わる病気のリスクが高まります。症状がなくても、数値が高い段階から管理を始めることが、将来の合併症を防ぐうえでとても重要です。
主な原因・なりやすい方
多くは、生活習慣と体質が組み合わさって起こります(本態性高血圧)。次のような要因が関わります。
- 塩分のとりすぎ、肥満、運動不足
- 飲酒・喫煙、ストレス、睡眠不足
- 加齢、遺伝・家族歴
- まれに、ほかの病気が原因となる場合(二次性高血圧)
検査・診断
診察室での血圧だけでなく、ご家庭で測る家庭血圧を重視して診断します。あわせて、血液・尿の検査で腎臓の状態や血糖・脂質などを確認し、心電図などで心臓への影響を調べます。原因や合併症の有無に応じて、必要な検査をご提案します。
治療
治療の基本は生活習慣の改善です。減塩、適正体重の維持、運動、節酒・禁煙などで、血圧が下がることが少なくありません。生活改善だけで十分に下がらない場合や、リスクが高い場合は、降圧薬を併用します。薬は一度始めると一生やめられないわけではなく、生活改善で減らせることもあります。ご家庭での血圧測定を続けながら、無理なく管理していきましょう。あわせて生活習慣病全体の管理も大切です。
受診の目安
次のような場合は、お早めにご相談ください。
- 健診で血圧の高さを指摘された
- 家庭血圧が高め(上135/下85以上)の日が多い
- 頭痛・めまい・動悸などが気になる
- 血圧が非常に高く、強い頭痛・胸痛・手足のしびれなどを伴う——できるだけ早く受診してください
よくあるご質問
症状がないのに治療が必要ですか?
はい。高血圧は症状がないまま動脈硬化を進めます。将来の心筋梗塞や脳卒中を防ぐために、症状がなくても数値が高い段階からの管理が大切です。
一度薬を始めると一生やめられませんか?
そうとは限りません。生活習慣の改善で血圧が安定すれば、薬を減らせる場合もあります。自己判断で中断せず、相談しながら調整していきましょう。
家庭での血圧はどう測ればよいですか?
朝(起床後・排尿後・服薬前)と就寝前に、座って少し落ち着いてから測るのが基本です。測り方のコツは診察時にご案内します。
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ご予約・お問い合わせ
健診で指摘を受けた方も、まずはご相談ください。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。