Disease / Internal Medicine
脂肪肝(脂肪性肝疾患)
健診で「肝機能の異常」や「脂肪肝」を指摘された方へ。脂肪肝は肝臓に脂肪がたまった状態で、多くは自覚症状がありません。「よくあること」と見過ごされがちですが、一部は肝炎から肝硬変・肝がんへ進むことがあり、また全身の生活習慣病とも深く関わります。当院は内科として、原因の見きわめと生活習慣病をあわせた管理を行います。健診結果が気になる方はご相談ください。
公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24
こんな方はご相談ください
健診で肝機能異常を指摘
ALT・AST・γ-GTPなどの数値を指摘された。
エコーで脂肪肝と言われた
腹部超音波で「脂肪肝」と言われた。
肥満・生活習慣病がある
体重・血糖・脂質が気になる。
お酒をよく飲む
飲酒量が多い、休肝日が少ない。
脂肪肝とは
脂肪肝は、肝臓の細胞に中性脂肪がたまった状態です。お酒の飲み過ぎによるもの(アルコール性)と、飲酒が原因でないもの(非アルコール性・肥満や糖尿病などが関わる)があります。多くは自覚症状がなく、健診の肝機能異常や腹部エコーで見つかります。大半は生活の見直しで改善しますが、一部は炎症(肝炎)から肝硬変・肝がんへ進むことがあり、油断できません。全身の生活習慣病とも深く関わります。
主な原因・なりやすい方
- 食べ過ぎ・運動不足・肥満(内臓脂肪)
- 糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病
- 過度の飲酒
検査・診断
血液検査で肝機能(ALT・AST・γ-GTPなど)を確認し、腹部超音波(エコー)検査で肝臓の脂肪の程度をみます。あわせて血糖・脂質など背景の生活習慣病を評価します。肝炎ウイルスなど他の原因の確認や、進行が疑われる場合の詳しい検査が必要なときは、専門医療機関と連携します。
治療
基本は生活習慣の改善です。食事の見直しと運動による減量で、脂肪肝や肝機能は改善することが多くあります(ただし急激な減量は逆効果のこともあります)。アルコールが関わる場合は節酒・禁酒が大切です。あわせて糖尿病・脂質異常症などの管理を行います。背景に他の原因がある場合や進行が疑われる場合は、専門的な対応を検討します。
受診の目安
次のような場合は、一度ご相談ください。
- 健診で肝機能異常・脂肪肝を指摘された
- 肥満・糖尿病・脂質異常症がある
- 飲酒量が多い
- 数値が年々悪くなっている
よくあるご質問
脂肪肝は放っておいても大丈夫ですか?
多くは生活改善で良くなりますが、一部は肝炎から肝硬変・肝がんへ進むことがあります。「よくあること」と放置せず、一度評価することをおすすめします。
お酒を飲まなくても脂肪肝になりますか?
なります。飲酒が原因でない脂肪肝(非アルコール性)があり、肥満や糖尿病などが関わります。お酒を飲まない方でも油断はできません。
何から始めればよいですか?
まずは現状の把握からです。健診結果をお持ちいただければ、無理のない食事・運動・減量のプランを一緒に考えます。
関連リンク
ご予約・お問い合わせ
健診の肝機能が気になる方は、一度ご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 参照:脂肪性肝疾患(NAFLD/MASLD)診療ガイドラインほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。