Disease / Internal Medicine
脂質異常症
健康診断でコレステロールや中性脂肪の値を指摘された——脂質異常症は、自覚症状がないまま動脈硬化を進め、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高める病気です。症状がないからと放置せず、早めに見直すことが将来の健康につながります。当院では血液検査で状態を確認し、食事・運動と必要に応じたお薬で管理をご提案します。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな方は受診をおすすめします
健診でコレステロール・中性脂肪を指摘
LDL(悪玉)が高い、HDL(善玉)が低い、中性脂肪が高い。
自覚症状がない
症状はないが、数値の異常を指摘された。
家族歴がある
家族に脂質異常症や若くして心筋梗塞などになった人がいる。
生活習慣が気になる
肥満・食生活の乱れ・運動不足・飲酒が気になる。
脂質異常症とは
脂質異常症は、血液中のLDLコレステロール(悪玉)や中性脂肪が多すぎる、あるいはHDLコレステロール(善玉)が少なすぎる状態です。ほとんど自覚症状がありませんが、放置すると血管の壁にコレステロールがたまって動脈硬化が進み、心筋梗塞・狭心症・脳卒中などの原因になります。症状がない段階から、ほかの危険因子(高血圧・糖尿病・喫煙など)とあわせて全体のリスクを評価し、管理することが大切です。
主な原因・なりやすい方
- 食生活の乱れ(脂質・糖質のとりすぎ)、肥満
- 運動不足、飲酒、喫煙
- 遺伝・体質(家族性のものもあります)
- ほかの病気や、加齢・閉経などの影響
検査・診断
血液検査で、LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪などを測定して診断します。あわせて、血圧・血糖・喫煙などほかの危険因子も含めて、動脈硬化のリスクを総合的に評価します。必要に応じて追加の検査をご提案することがあります。
治療
まずは食事・運動などの生活習慣の改善が基本です。脂質のとり方の見直し、適正体重、運動、禁煙などで数値が改善することがあります。リスクが高い場合や生活改善で十分でない場合は、コレステロールを下げるお薬などの薬物療法を併用します。生活習慣病全体を見ながら、動脈硬化を防ぐことが目標です。
受診の目安
次のような場合は、お早めにご相談ください。
- 健診でコレステロールや中性脂肪の異常を指摘された
- 家族に脂質異常症や、若くして心臓・血管の病気になった人がいる
- 高血圧・糖尿病・喫煙など、ほかの危険因子もある
よくあるご質問
症状がないのに治療が必要ですか?
はい。脂質異常症は症状がないまま動脈硬化を進めます。心筋梗塞や脳卒中を防ぐために、数値や全体のリスクに応じた管理が大切です。
食事を見直せば薬は不要ですか?
程度やほかの危険因子によります。生活改善で十分なこともあれば、お薬が必要なこともあります。リスクを評価したうえでご提案します。
コレステロールは低ければ低いほどよいですか?
目標値は、年齢やほかの病気・危険因子によって一人ひとり異なります。ご自身に合った目標を一緒に決めていきましょう。
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ご予約・お問い合わせ
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監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。