Disease / Internal Medicine
糖尿病
健康診断で血糖値やHbA1cの高さを指摘された、のどが渇いてトイレが近い——糖尿病は、初期には自覚症状が乏しいまま進み、放置すると目・腎臓・神経の障害や動脈硬化を引き起こす病気です。早く気づいて血糖を整えることで、これらの合併症を防げます。当院では検査で状態を確認し、食事・運動と必要なお薬で、無理のない管理をご提案します。
公開日 2026.06.30最終更新日 2026.08.24
こんな方は受診をおすすめします
健診で血糖・HbA1cを指摘
血糖値やHbA1cが高いと言われた、「予備群」と言われた。
のどの渇き・多尿
のどが渇く、水をよく飲む、尿の量や回数が増えた。
体重減少・疲れやすい
食べているのに体重が減る、疲れやすい。
自覚症状がない
症状はないが、家族に糖尿病がいる・肥満が気になる。
糖尿病とは
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。血糖を下げるホルモン(インスリン)の分泌が足りなくなったり、効きにくくなったりすることで起こります。日本人に多いのは生活習慣などが関わる2型糖尿病です。初期は自覚症状が乏しいのですが、高い血糖が続くと、網膜症(目)・腎症(腎臓)・神経障害の三大合併症や、心筋梗塞・脳卒中につながる動脈硬化を進めます。だからこそ、早めの管理が大切です。
主な原因・なりやすい方
- 食べすぎ・運動不足・肥満
- 遺伝・家族歴
- 加齢、ストレス、睡眠不足
- ほかの生活習慣病(高血圧・脂質異常症)の合併
検査・診断
血液検査で血糖値とHbA1c(過去1〜2か月の血糖の平均を反映する指標)を調べ、診断します。あわせて尿検査や、必要に応じて合併症の評価を行います。「予備群(境界型)」の段階で見つかることもあり、その場合も生活の見直しが大切です。
治療
治療の基本は食事療法と運動療法です。これだけで血糖が改善することもあります。十分でない場合は、飲み薬や注射のお薬を組み合わせます。お薬にはさまざまな種類があり、体の状態や生活に合わせて選びます。あわせて、血圧や脂質など生活習慣病全体を管理し、合併症を防ぐことが目標です。
受診の目安
次のような場合は、お早めにご相談ください。
- 健診で血糖・HbA1cの高さや「予備群」を指摘された
- のどの渇き・多尿・体重減少などがある
- 家族に糖尿病の方がいる、肥満が気になる
よくあるご質問
自覚症状がなくても治療が必要ですか?
はい。症状がないうちから血糖を整えることが、将来の合併症を防ぐうえで大切です。予備群の段階でも、生活の見直しで発症を遅らせることが期待できます。
甘いものを控えれば大丈夫ですか?
甘いものだけでなく、全体の食事量やバランス、運動が大切です。極端な制限はかえって続きにくいので、無理のない方法を一緒に考えます。
すぐにインスリン注射になりますか?
多くの2型糖尿病では、まず生活改善と飲み薬から始めます。状態によって注射のお薬を使うこともありますが、必ずしも最初から必要というわけではありません。
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ご予約・お問い合わせ
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監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。