Disease / Internal Medicine
慢性腎臓病(CKD)
健診で「尿たんぱく」や「腎機能(eGFR)の低下」を指摘された方へ。慢性腎臓病(CKD)は、腎臓の働きがゆっくり低下していく状態で、初期には自覚症状がほとんどありません。高血圧や糖尿病と深く関わり、早く見つけて管理することで進行をゆるやかにできます。当院は内科として、生活習慣病とあわせて腎臓を守る診療を行います。健診結果が気になる方はご相談ください。
公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24
こんな方はご相談ください
健診で尿たんぱくを指摘された
尿検査で「たんぱく」「潜血」が出た、要精査と言われた。
腎機能の低下を指摘された
eGFR・クレアチニンの数値で腎臓の働きの低下を言われた。
高血圧・糖尿病がある
生活習慣病があり、腎臓への影響が心配。
むくみ・だるさが気になる
足のむくみ、疲れやすさなどが続く。
慢性腎臓病(CKD)とは
腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排出し、血圧やミネラルのバランスを調整する大切な臓器です。慢性腎臓病(CKD)は、この腎臓の働きが慢性的に低下したり、尿にたんぱくが出続けたりする状態の総称です。初期には自覚症状がほとんどなく、健診の尿検査や血液検査(eGFR)で見つかることが多い病気です。進行すると、むくみ・貧血・だるさなどが現れ、放置すると透析が必要になることもあります。早く見つけて管理することが何より大切です。
主な原因・なりやすい方
- 高血圧・糖尿病(CKDの大きな原因)
- 脂質異常症・肥満・喫煙
- 加齢、腎臓の病気の既往、家族歴
- 痛み止めなど一部の薬の長期使用
検査・診断
尿検査で尿たんぱくや血尿の有無を調べ、血液検査で腎臓の働きを示すeGFR(クレアチニン)を確認します。これらの結果と経過から、腎機能の低下の程度を評価します。あわせて血圧・血糖・脂質など、背景にある生活習慣病もチェックします。必要に応じて、より詳しい検査のため専門医療機関と連携します。
治療
治療の中心は、進行の原因となる高血圧・糖尿病・脂質異常症の管理と、生活習慣の見直し(減塩・適正体重・禁煙・適度な運動)です。状態に応じて、腎臓を保護する作用のあるお薬を用います。生活習慣病全体をあわせて管理し、腎機能の低下をできるだけゆるやかにすることを目標にします。
受診の目安
次のような場合は、一度ご相談ください。
- 健診で尿たんぱく・血尿・腎機能低下を指摘された
- 高血圧や糖尿病があり、腎臓への影響が気になる
- 足のむくみ、尿の泡立ちが続く
- だるさ・貧血を指摘された
よくあるご質問
症状がないのに治療が必要ですか?
はい。CKDは症状が出にくく、気づいたときには進んでいることがあります。症状がない早い段階で管理を始めることが、進行を抑えるうえで大切です。
透析になってしまうのですか?
すべての方が透析になるわけではありません。原因の管理と生活の見直しで、進行をゆるやかにできることが多くあります。早めの受診が鍵です。
食事で気をつけることは?
減塩が基本です。腎機能の程度によっては、たんぱく質やカリウムの調整が必要になることもあります。状態に合わせて具体的にご案内します。
関連リンク
内科
→かぜ・生活習慣病・アレルギーなど、内科一般を幅広く診療します。
生活習慣病
→高血圧・糖尿病・脂質異常症など、腎臓に関わる病気を管理します。
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ご予約・お問い合わせ
健診結果が気になる方は、早めのご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 参照:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン(日本腎臓学会)ほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。