Disease / Internal Medicine
貧血(鉄欠乏性貧血など)
疲れやすい、立ちくらみやめまいがする、動くと息切れや動悸がする——こうした症状の背景に貧血が隠れていることがあります。とくに女性に多い鉄欠乏性貧血は、健診の血液検査で見つかることも少なくありません。原因を確かめて対処すれば改善が期待できます。当院は内科として、貧血の有無と原因を血液検査で調べ、必要な治療をご提案します。気になる症状があればご相談ください。
公開日 2026.07.03最終更新日 2026.08.24
こんな症状はありませんか
疲れやすい・だるい
休んでも疲れがとれない、体が重い。
立ちくらみ・めまい
立ち上がったときにふらつく、めまいがする。
動悸・息切れ
少し動くと胸がドキドキする、息が切れる。
顔色が悪い・爪がもろい
顔色が青白い、爪が割れやすい、氷を食べたくなる。
貧血とは
貧血は、血液の中で酸素を運ぶ赤血球やヘモグロビンが不足した状態です。全身に酸素が行き渡りにくくなるため、疲れ・だるさ・立ちくらみ・動悸・息切れなどが起こります。最も多いのは、鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血で、月経のある女性に多くみられます。貧血そのものの治療とあわせて、なぜ貧血になっているのか(原因)を確かめることが大切です。
主な原因・なりやすい方
- 月経(とくに経血量が多い方)・妊娠・授乳
- 鉄分の不足・偏った食事・ダイエット
- 胃腸からの出血など、体のどこかからの出血
- 胃腸の病気で鉄の吸収が悪い、など
検査・診断
血液検査で貧血の有無と程度(ヘモグロビンなど)を確認し、鉄の状態(フェリチンなど)を調べてタイプを見きわめます。貧血の背景に出血などの原因が疑われる場合は、その原因を調べる検査が重要です。当院で対応できない精密検査が必要な場合は、専門医療機関と連携します。
治療
鉄欠乏性貧血では、鉄剤(飲み薬)で不足した鉄を補うのが基本です。あわせて、鉄を多く含む食品をとるなど食事の工夫もお伝えします。症状が改善しても、鉄の蓄えが回復するまで一定期間続けることが大切です。貧血の原因となっている病気がある場合は、その治療もあわせて行います。
受診の目安
次のような場合は、一度ご相談ください。
- 疲れ・立ちくらみ・動悸・息切れが続く
- 健診で貧血を指摘された
- 月経量が多い、黒い便が出るなど出血が気になる
- 市販の鉄分サプリで改善しない
よくあるご質問
サプリメントではだめですか?
まず貧血の有無と原因を確かめることが大切です。原因によって対応が変わり、鉄剤による治療が適切なこともあります。自己判断の前に一度ご相談ください。
貧血の「原因を調べる」とはどういうことですか?
とくに男性や閉経後の女性の貧血では、どこかからの出血など背景に別の病気が隠れていることがあります。貧血を治すだけでなく、原因を確かめることが大切です。
どれくらいで良くなりますか?
個人差がありますが、鉄剤で数値は比較的早く改善することが多いです。ただし鉄の蓄えの回復には時間がかかるため、指示された期間は続けることが大切です。
関連リンク
ご予約・お問い合わせ
だるさやめまいが続くときは、一度ご相談を。WEB予約が便利です。お電話・LINEでも承ります。
監修:春日後楽園しのぶクリニック 院長 松浦 忍 / 参照:鉄欠乏性貧血の診療指針ほか / 本ページは一般的な医療情報です。症状には個人差があります。